ウェフトとウィッグキャップを使って、オリジナルウィッグを作ることができます。
人用ウィッグの代表的な化繊の 「トヨカロン」をドールウィッグ・ウェフト両方で使っています。
80度程度のお湯で簡単にお湯パーマがかけられ、静電気などが起こったり繊維がほつれて乱れたりした場合などは人用のウィッグ補修剤がそのまま使えます。
最近は上記の化繊とは別に耐熱繊維も人気です。 耐熱繊維は人毛に使うパーマコテがそのまま使えます。
ウィッグは、ウィッグキャップと呼ばれる帽子状のキャップに化繊の束(ウエフティング)を縫い合わせて作られています。
手作りウィッグ
ウィッグお湯パーマ
お湯をかけることで、ドールウィッグのスタイルを変えることができます。
サランの場合は熱湯を用意します。トヨカロンは熱湯を少し冷ました80度ぐらいのお湯を用意します。
丸い棒(竹ひごからストローまで、作りたいロールサイズに合わせてご用意してください)などに髪を巻き付けていき、油取り紙・輪ゴムなどで固定しておいてから、上からゆっくりとお湯をかけ流します。 自然乾燥したら解いて終わりです。
逆に、植毛ヘッドのヘアーについている癖を消したい場合は、ドールヘッドを垂直に立てた状態にして上からお湯をかけると綺麗なストレートに戻ります。耐熱繊維ウィッグは、人間用のヘアアイロンを使用して形を整えることも出来ます。
色々なヘッドカスタム
【上級者向け】植毛ヘッドをドールアイ仕様にカスタム
植毛の植え際部分の近くを切り取って、蓋タイプに変えて、ドールアイヘッドにする高度なカスタマーもいます。
植毛済みのヘッドを用意し、毛の生え際(中央画像の赤破線)の数ミリ程度外側を、薄刃のカッターなどでカットし、ヘッドを二つ分けます。
顔部分のアイの加工を行い、アイを固定して、切り離した植毛ヘッド部分を接着剤で接合します。