<< ボディは1種類ですが、いろんなヘッドで、カスタムがいろいろ楽しめます。 >>
硬質ヘッド用の首ジョイントパーツが付いているボディは、ソフビヘッド用首パーツに取り換えます。
ソフビヘッドの首穴に差し込みます。
首穴が狭い場合は削って穴を少し広げたり、ドライヤーで暖めてから差し込みます。
パラボックス11㎝ボディ用に使っているヘッドがパラボックルでも使えます。
※ボディとヘッドの色味が微妙に異なります。
4種類それぞれにアイホールカット有と無し、パラボックル肌色とオビツホワイティの 素体ヘッドを用意しました。いろんなボカスタムが楽しめます。
硬質のABSヘッドは、ボディと同じ硬い樹脂で出来ています。
ドールアイタイプとペイント(アイデカール)タイプの2種類にそれぞれ大中小のヘッドがあります。
ドールヘッドを外してボディを解体してみましょう。
後頭部のネジ穴から、+ドライバーでネジを開いて後頭部パーツを取り外します。
画像はペイントヘッドです。
左がアイホールヘッド、右がペイントヘッドです。
ペイントヘッドはボディの首パーツを乗せるだけです。
アイホールヘッドはドールアイ固定用パーツをセット してから首のパーツを乗せて、後頭部をセットします。
各ヘッドのアイサイズを参考にして、自分の好きなサイズのドールアイを用意します。
ヘッドのアイホールの大きさが少し狭いなと思った場合は、薄刃カッターの11番で、少しだけ淵をカットして広げると便利です。
※ヘッドのキャップを差し込む際にヘッドがねじれますので注意。引っ付き虫のままだとずれたり落ちたりします。グルーかパテで固定しておきましょう。
※グルーガンは100円ショップなどでも扱っている簡単なタイプで十分です。グルーがない場合は、ホームセンターで扱っているエポパテ等を使って固定します。
ひなヘッド、まこヘッドは、アイモールドが瞼のように出ているので、
真ん中あたりで切り込みを入れると、まぶたのような形になります。
内側にドールアイを入れるので、カットした後の淵の切り込みが必要です。
カットには薄刃カッターの11番が便利です。
カットする際には、最初にヘッドを少し温めるとカットしやすくなります。
①まず、色鉛筆でカットラインを入れておきます。
②薄刃カッターをゆっくりと差し込み、押し入れながら線の方向にカット。
③カットのこつはカッターの幅を利用して少しずつ押し込むようにカット。
④まぶたの裏側のソフビを削り取ります。ドールアイの膨らみを考慮します。
Lボックルヘッドは10mmアイ
Mボックルヘッドは8mmアイ
Sボックルヘッドは6mmアイ
ペイントヘッドがセットされていますので、アイホールヘッドをご利用される場合は、ヘッドを外して、ペイントヘッドをセットします。
左:リアルアイ用 右:アニメアイ用
※リアルアイは、後ろ半分にもパーツが付いています。セットする前に、後ろ側を外してからセットします。
アイホールヘッドは、ヘッドの内側にドールアイを固定するパーツを乗せてセットします。
ドールアイ固定パーツに、両面シール(同梱)でアイを貼付けて、パーツを乗せてセットするだけです。
リアルアイ用のドールアイは、アイの後ろ側中央に、突起が付いています。リアルアイ用パーツの中央にも突起があります。セットするときに、どちらかに傾けてセットすると目線の向きを変えられます。
アニメアイの後ろ側は平です。アニメアイをセットする際には、突起のないパーツの方にセットします。
首ジョイントパーツの置き方次第で、ヘッドを左右か前後に傾げることができます。(水平方向への回転は自由にできます。)
上図のように首のジョイントパーツをセットすると、首は前後に動かすことができます。
上図のように首のジョイントパーツをセットすると、首は左右に傾ぎます。
◎赤丸の首パーツは、セットと異なる方向に無理に力を加えると、首の付け根が折れやすくなります。ご注意ください。
ヘッドの取替や女性胸を交換する際には、写真のように、ボディを横向きにして前後の溝に、薄いカッターの歯を差し込み、こじ開けるように開きます。
全て解体したパーツの状態です。
腕と太ももは接着してありますので、解体されません。
赤〇の軸部分は、回転機能のために接合部分が、半分になっているため、力を加えると劣化で軸が折れやすくなります。
強い力を加えないように注意してお取扱い下さい。
ヘッドや肩の関節が緩いなと感じたら、セットしてあるワッシャーを使ってみましょう。
ワッシャーは3個あります。必要に応じてお使い下さい。
首や肩の軸部分の、丸い先端から入れると簡単に入ります。奥まで入れてください。
ボディの前と後ろパーツを外して、首軸パーツと両腕パーツをセットする際に、ワッシャーを軸先端から入れてお使いください。
関節がきつくなります。ワッシャーは股関節パーツが緩い場合でもご利用いただけます。
ペイントヘッドを作るには自分でペイントできなくても、アイデカールを使うと簡単です。
瞳と眉と口も全てデカールで対応できます。
気に入った色のアイと眉と口を切り取ります。
水に少し付ければ、自然とデカールフィルムと台紙が剥がれるようになります。
パラボックル用に数重種類のデカールを用意。
アイホールタイプ用のアイラインデカールも有ります。
ヘッドの瞳の位置に台紙のまま寄せていき、指先で、軽くフィルムをずらすと
1.所定の位置にデカールだけがはりつきます。
2.水が付いていると指先で自由に位置の調整が出来ます。
3.綿棒で水気を吹いて仕上がりです。
仕上げにトップコート(艶消タイプ)を吹くとマット調に仕上がり、保護にもなります。
自分で直接メイクしてみましょう。
アクリル絵具(茶色と焦げ茶2本)と面相筆と、紙パレット《牛乳パックの内側利用)でメイクが簡単にできます。
色鉛筆等で下書きしておいて、その上を面相筆と茶色の絵具で色を着けて描いていきます。
瞳の上アイライン部分等に焦げ茶の濃い色で上塗りして完成です。
唇や頬のチークにはパステルを使います。
ピンクのパステルを最後に使うと、活き活き感が出ます。
ペイントヘッドは、漫画イラストを描くように、自由に表現できるのが楽しいです。
自分で描ける人は、ぜひ、アクリル絵具と面相筆だけ用意して、ペイントメイクに挑戦。
慣れると二次元感覚で描けます。
お顔が出来たら、ウィッグを被せます。
ウィッグは帽子のサイズと同じで頭囲を合わせます。
ウィッグを被せる前に、頭頂部にマジックテープを貼っておきます。ウィッグのすべり止め予防です。
ウィッグは逆さにひっくり返しておいてから、額部分をヘッドに合わせて片手で固定して、後頭部の方にめくるように被せます。
位置がずれていたら、そのままの状態でずらして調整しましょう。
専用の衣装が季節毎に発売されます。靴はオビツ11と同じサイズを利用可能です。