ドール用語/ドール知識
ドールの歴史
ドールの歴史は、素材の発展の歴史です。関節が可動するアクションドールを使ったカスタムドールを何故推薦するのか、ぜひその楽しさを知って欲しいのです。
ドールとフィギュアの違いって何?
<フィギュア>
フィギュア=ひとがたの意味です。<ドール>
<オビツボディ>
硬質プラスチックの丈夫で精巧な関節で自由にポーズができるアクションフィギュアと、軟質ソフビの柔らかい外皮がミックスして誕生した画期的なボディ素体がオビツボディです。
(株)オビツ製作所について
40年以上もの歴史を持つソフビスラッシュ成形の技術力や歴史では日本を代表する企業です。大手フィギュアメーカー・玩具メーカーなどでもオビツの製品を使っています。
一般的なドールの種類と素材について
ビスクドール(陶製焼き物)
19世紀フランスやドイツで盛んに作られた豪華な焼き物のお人形です。
アンティークドールとも呼ばれます。現在でも創作人形作家に世界中で作られています。
球体関節人形はここから派生しています。
コンポジションドール
アメリカで一時期作られたおが屑とゴムを混ぜた安価な量産品ドール。今ではアンティークに。
レジンキャスト製球体関節人形
ボークス社のSDや韓国ドールのほとんどがこのタイプです。 レジンキャストと呼ばれるプラスチック化合物を使って、ビスクドール風の球体関節人形を誕生させ、90年代以降に急速に世界中に広がりました。現在でも個人で簡単に作れる球体関節人形のメイン素材になっています。
テンションゴムで全パーツを引っ張って結合しているため中のゴムが切れたり、石油製品ならではの有機反応で時間の経過とともに表面の黄変や変形が避けられないなどの欠点もある素材です。
PVC(塩化ビニール)製ファッションドール
バービー人形、リカちゃん、ブライス、ディズニー
の人形などのほとんどPVCと呼ばれる軟質ビニール
ボディで作られています。ヘッドは中空のソフビ製。
PVCとソフビは同じ材質のプラスチック樹脂です。