耐熱ウェフトとウィッグキャップを使って、1/6サイズのウィッグを制作していきます 【用意するもの】 | |
動画でチェック |
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(1) ウィッグキャップをヘッドに固定する |
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1.ウィッグキャップをヘッドに固定します。ウィッグキャップはドールヘッドとサイズの合うものを選んでください。 |
2.ウィッグキャップを裏返し、ドールヘッドと額部分同士を合わせ、後頭部の丸みに沿って被せていきます。詳しくはウィッグの被せ方をご確認ください。 |
(2) ウィッグキャップにウェフトを縫い付ける位置を描いていく |
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1.高温で消えるペンを使って、ウィッグキャップにウェフトの縫い付け位置を描いていきます。後頭部は横一列に線を引いていきます。 |
2.頭頂部周辺はぐるぐると渦巻のように線を引いていきます。頭頂まで引いてください。 |
すべて線を引き終わった後、ウィッグキャップを後頭部/横面/頭頂部から見ると、上の写真のようになっています。 |
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(3) ウィッグキャップにウェフトを縫い付けていく |
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1.ウィッグキャップの表側に、後頭部の1番下の列からウェフティングを1列ずつ縫い付けていきます。必ずウィッグキャップが広がっている状態で縫い付けていってください。 |
2.ヘッド回りを1週ぐるりと回せる場所まで来たら、頭頂部までぐるぐるとウェフトを曲線に沿って縫い付けていきます。頭頂部が少しだけ残る状態になるまで縫い付けていってください。途中で糸と髪繊維が絡まらないよう気を付けてください。 |
3.このぐらい頭頂部を残して、縫い止めます。 |
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(4) つむじを作る |
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1.頭頂部にハサミで小さく切り込みを入れます。 |
2.ウィッグキャップを裏返し、裏側から糸通しを通してください。 |
3.つむじ部分の束毛を作ります。少量のウェフティングをくるくると丸めて作ります。5インチウィッグの場合、約5cmのウェフティングで束毛を作ることが出来ました。 |
4.ウィッグキャップを表に返して、糸通しにつむじ用の毛束を通します。 |
5.糸通しをウィッグの裏側に向かって引き抜くと、みの毛の部分がウィッグキャップの裏側に通ります。 |
6.つむじ部分のみの毛を丸く広げて、ウィッグキャップの裏側に縫い付けていきます。 |
7.ウィッグを表に返します。 |
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(5) つむじを整える |
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1.耐熱ウィッグはアイロンでつむじを寝かせることが出来ます。 |
2.頭頂部にそっとアイロンをあててウィッグを固定してください。 |
トヨカロンウェフティングを使う場合は、80度~90度の熱湯を頭頂部からかけて、つむじを寝かせます。 |
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(6) お湯で全体の形を整える |
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1.お湯で全体の形を整え、ウェフティングの癖などをとることができます。 |
2.更に上からラップで形を固定して、ヘッドを台座のしっかりした長い棒などにさして、頭頂部から80度~90度の熱湯をかけていきます。今回はパラ棒を使って固定しました。 |
3.熱湯をかけた後は、全体が乾くまで待ちましょう。 |
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(7) 前髪を作る場合 |
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1.前髪を作る場合、まずは前髪にする部分全体を長めにカットします。 |
2.少しずつ縦に梳くようにハサミを入れて、全体の雰囲気を整えていきます。 |
完成です! そのままでも前髪を作っても使える、ストレートのロングウィッグが完成しました。 |